☆ハロウィン衣装制作☆ 鬼殺隊服を作る:3 上着を縫う
ハロウィン月になってしまったので、ピッチを上げていきます!
今回は上着を縫いました。
材料
布はよく行く手芸屋さんで、生地幅150cm×150cmでカット済みのものを2枚買ってきました。
同じような黒の生地でも混紡率や織り方が違ういろいろな生地があったので、縫いやすそうで軽そうだった毛30%ポリ70%の生地を選びました。
そのほか、背中の文字入れにアイロンラバーシートをネット購入しました。初めて使うのでうまくできるか不安です。
衿の縁取りと胸のラインの装飾には、もともと持っていた1cm幅の綾織りテープと白い生地を使います。
画像にありませんが接着芯も使います。
布を裁断
生地の上に型紙を置き裁断します。
接着芯も裁断しました。
私にとってロータリーカッターとカッターマットは裁断の必須アイテムです。
急なカーブを切るときは裁ち鋏も使いますが、ほぼロータリーカッターで切ってしまいます。
カッターマットは大判のものと、小回りのきく小さめのものを使い分けています。
本当に楽なのでおすすめです。
接着芯を貼る
左右前身頃の見返し部分と衿に接着芯を貼りました。
使った接着芯は不織布の薄手接着芯です。
後ろの見返しに接着芯を貼るべきか迷いましたが、貼らなくても問題ないかなぁと思って今回は貼りませんでした。
背中に文字を入れる
初めてのアイロンラバーシートに挑戦です。
詳しい使い方はこちらを参考にしました。
【おさいほう】単色で簡単に布に綺麗な柄を入れられる布用シールの使い方
簡単に説明するとこんな感じです。
1: 透明シートとラバーシートの二層構造になっているので、図柄を写してラバーシート面のみ切り出す。
2: 図柄以外の不要な部分をはぎ取る(透明シートに図柄だけが残る)
3: 布の上にラバーシートを乗せてアイロン転写
写真では伝わりにくいですが驚くほどキレイに転写できました。パッと見、既製品のようで感動します。
手間はかかりましたが使って正解でした。
服のかたちに組み立てる
いよいよミシン作業です。
縫い方はこちらを参考に。ぬいぐるみ服の作り方ですが、縫い方の手順はほぼ変わりません。
作り方☆「簡単ワイシャツ・アロハシャツ(開襟シャツ)」Sサイズダッフィー等の縫いぐるみに(ページ2) | 無料型紙工房ことろ
縫い方を参考に衿を作ります。
衿の縁取りを1cm幅の綾織りテープで付けました。
スティックのりで仮止めしてから、テープの際をミシンで縫っています。
ここからは縫い合わせていくだけなので、ダイジェストでお送りします。
前身頃と後ろ見頃、前見返しと後ろ見返しの肩をそれぞれ縫い合わせます。
衿を付けました。表地と見返しの間に衿を挟みこんで縫っています。
袖を付けました。
袖から脇を縫い合わせ、袖口と裾の処理をしました。
これで服のかたちになりました。
ボタンと胸の装飾をつける
最後にボタンと胸の装飾(飾りポケット)をつけました。
ボタンは家にあったものを使いました。(少し小さめですが…)
ボタンホールは作らずスナップボタンで止めるようにしています。
胸の装飾はこちらを参考に作りました。
飾りポケットの縫い方 | 服飾専門学校講師 yuca先生のクローズメイキング講座
これで隊服の上着は完成です。
なかなかの出来ではないでしょうか?
背中の文字が本当にキレイに入れられたので、作った本人は満足しています。
次回は隊服の下、袴パンツを作ります。
ハロウィンまでもうすぐなので急がなくては!
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