☆ハロウィン衣装製作☆ 鬼殺隊服を作る:2 袴風パンツの型紙作り
今回は鬼殺隊服・袴風パンツの型紙の制作記録です。
型紙完成までの流れは前回とほぼ同じです。
⭐︎ハロウィン衣装製作⭐︎ 鬼殺隊服を作る1:上着の型紙作り - 布を消費していくブログ
元にする型紙を探す
裾をしぼった袴風パンツのかたちに近い型紙を探します。
調べていくと「たっつけ袴(裁付袴)」というものが形がとても近いことがわかりました。
お祭り衣装などでよく見られるこんな感じの袴です。
うさこの洋裁工房さんで型紙が販売されていましたが、残念ながら子供サイズはないようです。
しかし作り方のページはとても参考になりました。
でぃあこすさんで探してみます。
なんとありました。ちょうど良い型紙が。
忍者服 型紙 作り方 | コスプレ衣装 無料型紙 でぃあこす
さすがでぃあこすさん。頼りになります。
袴風パンツはこちらの型紙を使って作っていきます。
型紙をうつす
型紙をプリントアウトして貼り合わせます。
全部プリントしてしまうとA4で60枚くらいになってしまうので、必要な部分だけプリントしました。
上着は女性用Sサイズの型紙を使用しましたが、パンツは140サイズを使います。
型紙のまま作ると余裕がなさそうですが、今回はプリーツを増やす補正をするので、丈を補正する必要がないこちらを選びました。
補正する
公式ファンブック内ににある隊服の仕様を見ながら補正していきます。
公式設定では前から見たときにたて線が5本になるとのことなので、前身頃の型紙を切り開いて紙を足し、プリーツを1本増やしました。
後ろ見頃に関しては設定がなかったので、プリーツをたたむ幅を変えてプリーツを1本減らしました。
(前身頃と同じ補正でもいいのですが、袴っぽさを出したかったのでこのようにしてみました。)
それから、ひもで結んで着るかたちからゴムパンツにすべく無理やり補正しました。
脇のあき部分を無視して、ウエストから脇線の一番出っ張っている点まで垂直に線を引っぱり、脇線にできた角をなだらかなカーブに書き直してます。
ウエストベルトと裾はパンツ部分を縫い上げてから寸法を測って適当に作るので、型紙は作りませんでした。
試作する
とりあえず出来た型紙で試作しました。
ちゃんと前からみて5本線になりましたね。よしよし。
ウエストベルトと裾は考えるのが面倒くさくなってしまったので、適当な長さに切ったニット生地をロックミシンの差動縫いで縫い付けてしまいました。
思い付きでやっつけた割にイイ感じになったので、本番でもこの方法でやろうかと思います。(たしか黒のリブ生地を持っていたはず・・・)
子どもに着てもらいチェックします。(またしても着画ありません)
ちょっと股上のゆとりがありすぎる感じがしたので、ウエストベルトの分(3cm)をカットしてウエスト位置を下げることにしました。
パンツ全体のゆとりも大きい気がするので脇線で少し詰めるかもしれません。(5mm~1cmくらい)
このままでも悪くはないのでギリギリで決めます。
とりあえずこれで袴風パンツの型紙は完成です。
さあ、次回はいよいよ本番の布で作っていきます!
10月になってしまったので急がなくては!